2013-04-09 第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
出先機関に事務、権限を移譲する目的というのは、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体に委ねることを基本とし、国の特定地方行政機関の事務等の特定広域連合等への移譲を推進し、国及び地方公共団体を通じた行政の効率化を図るとともに、住民福祉の向上に寄与する。これはもう地方分権化の流れ、このセンターピンと言ってもいいぐらいの話。
出先機関に事務、権限を移譲する目的というのは、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体に委ねることを基本とし、国の特定地方行政機関の事務等の特定広域連合等への移譲を推進し、国及び地方公共団体を通じた行政の効率化を図るとともに、住民福祉の向上に寄与する。これはもう地方分権化の流れ、このセンターピンと言ってもいいぐらいの話。
それで、総務大臣、自民党さんが、民主党が進める国の出先機関の特定広域連合への移管は断固反対とおっしゃっているんですよ。民主党が進める国の出先機関の特定広域連合への移管は断固反対と。これは分権化というより、もう民主党さんに対して感情論ですよ、恐らく。民主党が進めることだから嫌だと、何か毛嫌いしているような感じが見えるんですよ。 方向性はいいですよ、出先機関を移管するというのは。
さらにもう一つつけ加えますと、さきの民主党政権下で、国が地方の出先機関の事務権限を地方自治法上の特定広域連合に移譲していくという法案が閣議決定までされているんですが、これが衆議院の解散ということでたなざらしになっている。
と書く前に、「民主党が進める国の出先機関の特定広域連合への移管には反対し、」と書いてしまっているので、なかなか苦しいところはあると思うんですけれども、地方の声というのであれば、実は、町村会は、確かに総理のおっしゃるように言っている。
それから、町村会の方からも同じような趣旨で、災害時の危機管理体制が機能するのか、それから、手挙げ方式によって、一つの国の中で特定広域連合が担う地域と引き続き国が担う地域が混在する、こういった問題が出てきております。
これは、国の地方支分部局のうち、経済産業局、地方整備局、地方環境事務所の三部局の事務を地方自治体でつくります特定広域連合に移譲することを内容としたものであります。 十一月十五日の閣議決定といいますと、その翌日の十一月十六日に国会が解散をされたということで、そういう意味では、まさに異常な状況とも言える中で閣議決定をされまして、この法案は国会に未提出の状況となっております。
○鈴木(望)委員 今御答弁をいただきましたとおり、確かに、この法案につきましては、特に、地震、台風、水害等の広域災害が起こった場合に、地方自治体の寄り合い世帯である特定広域連合が果たしてきちんと災害に対応できるのか等々の問題が指摘をされまして、基礎自治体の一部が反対をしていたのも事実でございます。
国としては、出先機関改革は、出先機関の事務・権限、人員、財源を丸ごと移管して、特定広域連合等に引き継ぐとの方針の下でずっと取り組んでまいりまして、専門的な人材や災害用の資機材、さらには災害時のノウハウ等についても特定広域連合等に引き継がれることから、現在国が有している出先機関の機能が実質的に維持されるものと考えております。
○樽床国務大臣 この問題につきましては、アクション・プランに基づきまして、特定広域連合、これは現在既に存在しております広域連合ではありませんで、さまざまな要件を満たしていただく、そういう固まりと言うたらおかしいですが、広域の方々の合意のもとで、手を挙げていただいた広域連合を特定という新たな広域連合に認定させていただいてというような方針で今鋭意検討をいたしております。
ですから、私は関係者の方ともお話をさせていただいておりますが、これも頭の体操で、関西でそういうことがあるとするならば、奈良県は絶対に入ってもらわないと、特定広域連合に指定はなかなか難しかろうというふうに私は思わざるを得ないわけであります。
要は、特定広域連合というものを指定する、こういうことを、まだ閣議決定も何もしておりませんが、案ではなっておりますが、これは現在ある広域連合ではございません。
最近、出先機関改革をめぐっては、特定広域連合への出先の事務、権限のブロック単位での移譲に関する法案の早期提出を全国知事会は求めているわけでありますけれども、拙速に進めないでほしいと決議した全国市長会に見られますように、この件については、執行側にある地方団体の間でも意見の相違が見られております。
○坂本委員 特定広域連合というのは、もともとこういう権限移譲の受け皿になるということを想定してつくられた法律じゃないんですね。
これは、そもそも内閣の制度案、その出先機関の地方側の受入れ組織を原則として各出先機関の管轄区域の自治体で組織する特定広域連合と規定しているというところから出ている発言だと認識をしております。